
坂道の先に、気になっていた一軒。
ソウルの解放村(ヘバンチョン)にある、ずっと訪れてみたいと思っていた「HAUS GARAGE(ハウスガレージ)」。
坂の多いこの街では、お店の目の前も、思わず見上げてしまうような急な坂道になっています。
その途中に現れる、グレーの外壁と大きな窓。「(HAUS)GARAGE」の白い文字が目印です。窓越しに見える木の椅子や、丸い照明。写真で見ていた場所が目の前にあると、扉を開けるのが少し楽しみになります。
ブランチカフェでもあり、ワインバーでもあるこのお店。私たちは、自然光が差し込む昼の時間に訪れました。

ワインの並ぶ空間に、昼の光が差し込む。
店内で目を引くのは、棚にずらりと並んだワイン。
ラベルも、ボトルの色もさまざまで、眺めているだけでも楽しい。木のパレットを重ねたディスプレイにもワインが収まり、空間のあちこちにボトルが並んでいます。
天井には、黒い鉄骨や配管がそのまま見えています。その少し無骨な表情に、木の家具や丸い照明がやわらかさを添えていました。
窓から入る光が気持ちよく、テーブルの上のグラスや白いお皿も、明るく映ります。
ワインバーと聞くと夜を思い浮かべるけれど、こうして昼の光のなかで食事をするのもいい。席について周りを眺めながら、そんなことを思いました。

また食べに来たい、と思えること。
この日いただいたのは、卵黄をのせたタルタルと、トリュフパスタ。
タルタルには、こんがりとしたポテトチップスがたっぷり。隣には、薄く削られたトリュフをのせたパスタが並びます。
気になっていた空間でいただく料理は、どちらもおいしくて。ほかにも食べてみたいものが多く、また訪れる楽しみができました。
写真を見て「行ってみたい」と思ったお店が、「また食べに来たい」と思える場所になる。旅先での、そんな出会いがうれしい。
次は、今回選ばなかった一皿を。
その楽しみを目当てに、またこの坂道を上りたいと思います。
