
ふたつの茶杯と、ひとつの湯冷まし。
お茶を淹れて、誰かとひと息つく。そんな何気ない時間を、贈りものにできたら。
韓国の「multeo(물터)」が手がける、ふたりのための茶器セット。霧をまとったような「ミスト茶杯」ふたつと、なめらかな艶のある「ソフト湯冷まし」が、桐箱に収められています。
目を引くのは、茶杯のすっとくびれた形と、湯冷ましの流れるような曲線。
どちらも淡くやわらかな佇まいですが、並べてみると、ガラスの表情が少しずつ違うことに気づきます。
茶杯は光をやわらかく受け止め、湯冷ましはつやりと光を映す。その組み合わせに、思わずゆっくり眺めたくなる美しさがあります。


茶園の霧と露を、小さな茶杯に。
ミスト茶杯の着想のもとにあるのは、しっとりとした空気に包まれる、静かな茶園の風景です。
吹きガラスでつくられた茶杯は、外側だけを半光沢に仕上げ、薄い霧がかかったような表情に。内側には澄んだ透明感を残し、露が結んだような清々しさを表現しています。
細かな気泡が光を受けてきらめき、お茶を注ぐと、その色がガラス越しにほのかに透ける。小さな茶杯のなかに、霧や露のある景色を重ねて眺めたくなります。
外側の仕上げは、唇に触れたときのやわらかな感触にもつながっているそうです。
一緒に収められたソフト湯冷ましは、透明なガラスの内側に薄い翡翠色のガラスを重ねたもの。
穏やかな色合いに加え、液切れを考えたV字の注ぎ口や、握りやすさにも気が配られています。
注ぐ器と、受け止める器。それぞれの表情を楽しみながら、一杯を分け合う時間が生まれます。


「お茶にしよう」が、日々の楽しみに。
multeoが大切にしているのは、お茶を淹れ、食卓を整える時間のなかで、道具がもたらす喜びを届けること。
好きなお茶を選び、茶杯をふたつ並べる。
向かい合って近況を話したり、ときには言葉を交わさず、それぞれに味わったり。
慌ただしい日にも、「お茶にしよう」のひと言で、少し手を休められたらと思います。
セットは桐箱に収められ、韓国の包み布「ポジャギ」で包まれています。お茶が好きな方への贈りものや、新しい暮らしを始めるふたりのお祝いにも選びたくなる姿です。
器とともに贈るのは、大切な人とゆっくり過ごしてほしいという気持ち。
日々のなかに、ふたりでお茶を囲む時間が少しずつ増えていく。そんな風景を思い浮かべながら、届けたいセットです。
