
ただの石なんて、本当はない。
道を歩いていて見つけた石。
誰かにとっては、ただの石かもしれません。
けれど、少し立ち止まって眺めてみると、色や模様、手触りや形は一つとして同じものがありません。
tukifuneの「tomoshi」は、そんな石の魅力をあらためて教えてくれるアクセサリースタンドです。
このプロダクトは、石が大好きな小学四年生・秋映灯さんとの対話から生まれました。
灯さんが石を観察し、感じたことや言葉を手がかりに、何度もやり取りを重ねながら形になったコラボレーションシリーズです。
お気に入りのアクセサリーだけでなく、旅先で拾った石や、ふと心惹かれた小さな欠片まで。
何気なく見過ごしていたものを、そっと飾ってみたくなるプロダクトでした。

石の魅力は、もっと自由でいい。
tomoshiは、分解して自由に組み替えることができます。
ビーズの配置を変えたり、取り外したり、新しく加えたり。
完成された形を楽しむというより、その日の気分や飾るものに合わせて、自分らしく育てていくような感覚があります。
石や金属、さまざまな素材のビーズを組み合わせながら、一つひとつ丁寧に仕立てられています。
既製のビーズをそのまま生かすものもあれば、アクリル材を加工してつくられるものもあり、それぞれの素材に合わせたものづくりが息づいています。
お気に入りの指輪を飾る日もあれば、小さな石を並べて眺める日があってもいい。
飾るものに決まりがないからこそ、その人だけの景色が自然と生まれていきます。

宝物は、見つけるものなのかもしれない。
tukifuneは、「軽やかな暮らしのための、静かな工夫」を届けるプロダクトブランドです。
生活の中にある小さな負担をそっと和らげたり、少しだけ前を向くきっかけになったり。
そんな道具をつくり続けています。
今回のtomoshiも、その考え方がそのまま表れているようでした。
アクセサリーをきれいに飾ることが目的ではなく、自分にとって大切なものを見つめ直す時間をつくること。
それは指輪でも、小さな石でも構いません。
何気なく手に取ったものが、ある日ふと宝物に思えてくる。
tomoshiは、ものを飾るための道具ではなく、身の回りにある小さな魅力へ目を向けるきっかけを届けてくれるプロダクトでした。
