
茶と紙を通して、土地の声を届ける。
「添い」は、岐阜県東白川村で育まれる美濃白川茶と、美濃市で受け継がれる美濃和紙を中心としたプロダクトブランドです。
茶と紙。どちらも古くから人の暮らしに寄り添い、土地の気候や水、作り手の感覚によって表情を変えてきたものです。
「添い」は、その背景にある自然や文化、人が育んできた時間までを見つめながら、日々の中に置きたいものとして丁寧に届けています。

茶と紙、それぞれの風土をたどる。
「添い」で扱うお茶には、清流白川沿いに広がる茶園で育てられた、東白川村産100%の茶葉が使われています。
朝霧が立ち込める山あいの風景。昼と夜の寒暖差。澄んだ水が流れる土地だからこそ、香り高く、すっきりとした味わいのお茶が育まれます。一杯のお茶には、その土地の空気や季節の移ろいまで映し出されているようです。
そして、もうひとつ「添い」が大切にしているのが、美濃市で1000年以上受け継がれてきた美濃和紙です。岐阜へ移り住んだ安江さんが、美濃和紙と出会ったことをきっかけに、美濃白川茶と美濃和紙という二つの文化を結びつけ、「添い」は生まれました。
茶の香りと紙の手ざわり。それぞれ異なる土地で育まれながらも、自然の恵みと人の営みが積み重なって受け継がれてきたものです。添いは、その背景にある風土や文化までを、日々の暮らしへそっと届けています。

暮らしのそばに、そっと添えるもの。
ブランドを手がける安江里奈さんは、東京の建築設計事務所と美術館での勤務を経て、2015年に地域おこし協力隊として東白川村へ移住しました。
東白川村で美濃白川茶と出会い、お茶のある暮らしを提案したいという思いから茶業振興に携わるようになります。その後、岐阜で美濃和紙と出会ったことをきっかけに、お茶と紙、それぞれの土地に根付く文化を結びつけ、「添い」として活動を始めました。
急須に湯を注ぐとき。紙に何かを書き留めるとき。添いが届けるものは、特別な日だけでなく、ふだんの暮らしの中でふと立ち止まるきっかけになってくれます。
