
道の境界に置かれた、小さな石の気配。
SIYU HADA studioが初めて発表するストーンウェアのオブジェです。道の境界を知らせるために置かれていた小さな石から着想を得て、空間に置かれるひとつのかたちとして制作されています。
石は、ただの目印ではありません。そこにあることで場所の輪郭を示し、そっと見守るような役割を持っています。
SIYU HADAはその意味を汲み取り、暮らしの中に置ける小さな造形へと置き換えました。強く主張するのではなく、そこにあることで空間の重心を少しだけ変える存在です。

土が火をくぐり、ひとつの状態になる。
素材にはストーンウェアが用いられています。土は火を受けることで硬さを持ち、また別の姿へとつながっていきます。
焼成を経た表面には、土そのものの質感と、火を通ることで生まれる落ち着いた輪郭が残ります。小さなかたちの中に、素材が変化していく過程が映し出されています。
このオブジェは、器のように何かを入れるためのものではなく、用途を先に決めずにつくられています。置かれる場所や見る人の感覚によって、受け取られ方が変わる作品です。

空間の片隅に、安心のしるしを置く。
玄関の棚、仕事机の端、本のそば。日々目に入る場所に置くことで、空間の中に小さな支点が生まれます。
何かを飾るための道具ではなく、場所を見守るように佇むもの。慌ただしい日にも、ふと視線が留まる存在として暮らしに加えることができます。
このオブジェが持つ魅力は、使い方を限定しないところにあります。置く人の感覚によって意味が生まれ、その場所の空気を少しだけ穏やかにしてくれます。
