花を飾る、その前から美しい。
boots baseは、ブーツのシルエットをかたどった陶器のフラワーベースです。
花を生ける器でありながら、何も挿していない時間さえ絵になる佇まい。玄関や棚、デスクの片隅にそっと置くだけで、空間に静かなリズムが生まれます。
両手で包みたくなるほどよい大きさと、やわらかな曲線。丸みを帯びた筒の部分から、つま先へと自然につながる造形は、思わず目を留めてしまう存在感があります。
花器としてはもちろん、ペン立てやオブジェとしても。用途を決めすぎない自由さが、この作品の魅力です。
ソウル・西村区で、一つずつ育まれる陶器。
デザインから成形、釉薬、焼成までを一貫して手がけることで、土の表情や手仕事の跡がそのまま作品へと映し出されます。
指先で押し出したような丸みや、色を重ねることで生まれる淡い濃淡が、それぞれ異なる表情につながっています。近年は、ソウル・西村に新たなギャラリー兼ショップを構え、作品を通してブランドの世界観を発信しています。
すべて1250℃の高温で焼き上げられた丈夫な陶器。釉薬の性質によって現れる小さなピンホールもまた、土と火がつくり出した、この器だけの風景として残されています。
暮らしに合わせて、役割が変わる器。
季節の花を挿す日もあれば、デスクでペンを立てる日もある。棚の上にそのまま置いて、部屋の景色を少し変える存在として迎えることもできます。
ブーツという親しみのあるモチーフを、落ち着いた色合いと陶器の質感がやさしく包み込み、遊び心がありながらも静かな存在感を漂わせます。
使い方を決めすぎず、その日の気分や暮らしに寄り添いながら、少しずつ役割を変えていく。そんな自由さが、このベースと長く付き合いたくなる理由なのかもしれません。
